生理痛の予防
生理痛になる前に予防出来れば、と思う方も多いでしょう。予防をしていても、その時の体調やホルモンのバランスで痛みが出ることがありますが、少しでも軽くなるような予防法をご紹介します。
まずは、冷えないようにすることです。冷えは血流を悪くして身体にいろいろな症状を出す事があります。生理前と生理中は便秘や下痢や膀胱炎などを併発しやすいこともあり、女性にとって冷えて良いことは一つもありませんので、下半身は冷やさないようにしましょう。冷房がきいた部屋にいる時はひざ掛けをかけるだけでも、下半身を冷えから守ってくれますし、便秘や下痢を軽減することもあります。
また、生理前や生理中における女性の身体は水分をためやすくなり、同時に脂肪分も溜まりやすくなるようです。生理前に食欲が増進する人も多く、便秘や下痢になり、吹き出物がたくさん出る人も少なくありません。生理前は脂肪分を控え、繊維質を多くとることで脂肪分を溜めるのを予防し、便秘や下痢などの生理痛に伴う症状を軽減しましょう。
生理痛の一つに頭痛がありますが、生理前と生理中は血の流れが悪くなるといわれており、そのために頭に血をまわそうと太くなった血管が周りの組織を圧迫することで頭痛になってしまうようです。
また、首がこって頭痛になるタイプも少なくなく、軽いこりのうちにリラックスしてお風呂に入ったり、軽くマッサージしたりすることで大きな頭痛になるのを防ぎましょう。